この記事では、IELTSとTOEFLのListeningセクションの強化方法をご紹介します。
はじめに・・・
IELTSでもTOEFLでも、Listeningセクションの強化方法は基本的には変わりません。
それは、適切な音源を使用し、清聴と多聴を繰り返すということです。
適切な音源とは
以下のポイントを満たすものを、筆者は適切な音源と理解しています。
- IELTS/TOEFLに関連するテーマを扱っていること
- 音源の速度の調節ができること
- 再生位置を手動で動かしやすいこと
清聴と多聴とは
ここで、筆者が考えている清聴と多聴についても定義をご説明いたします。
清聴:聴き取れなかった理由を分析し、それらを1つ1つ潰していく作業
また、聴き取れない理由は以下の3パターンに大分できます。
- 単語を知らなかった
- 単語は知っていたが発音が聞き取れなかった
- 聴き取れたが意味理解が追い付かなかった
多聴:清聴を繰り返し行う作業
※ただ、むやみに初見の英語を沢山聴くというものではありません。
筆者の考える多聴は、あくまでも清聴の延長線で、清聴を繰り返す間に止めずともスラスラと聴けるようになることを目指しています。
おすすめの音源アプリ
おすすめの音源アプリは、以下の3つの条件を全て満たすものをご紹介したいと思います。
- IELTS/TOEFLに関連するテーマを扱っていること
- 音源の速度の調節ができること
- 再生位置を手動で動かしやすいこと
Audipo

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このアプリの特徴は好きな音源をアプリ内に入れることで、音源の速度をかなり細かく調節でき、再生位置を細かく操作できる点にあります。
IELTS/TOEFLの公式問題集の音源をこのアプリに入れて勉強することを強くお勧めします。
◆速度調整
0.5~2.0倍速まで、0.1単位で速度を調整できます。
速度調整の細かさでは、これが最強です。
また、自分のお気に入りの速度を4つまでデフォルト登録することができます。
筆者は、普段は1.05倍速、慣れてきたら1.5倍速などにしていました。

◆再生位置の操作
何個でも特定の場所にマークを付けつことができ、起点として活用することができます。
黄色の▼印が筆者が勉強中に付けたマークになります。
筆者は、聴き取れなかった箇所にマークを付け、何度も何度も繰り返して聞いていました。
カーソルを自分で動かす必要もないので、かなり時間を有効活用できます。

News in Levels

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このアプリの特徴は、同一内容のニュースを3つの異なるレベルの英文で提供していることです。
トピックは、IELTS/TOEFLとも関連のあるテーマですので、公式問題集以外で初見の英文にチャレンジしたいという方には最適です。
また速度も1.0倍速、1.25倍速、1.5倍速と3パターンに調節ができます。
◆アプリ内画面
こちらは、Level1の英文になっています。
筆者としては、Listening強化の観点では、Level1~2で十分に聴き取る力を鍛えられます。
したがって、まずはLevel1から取り組んでみるのが良いと思います。

まとめ
いかがでしたか?
IELTS/TOEFLのListening音源に悩んでいましたら、この記事を参考にしていただければ幸いです。
- 音源アプリを選ぶ際は、取り扱いテーマ、速度調整、再生位置調整の3つの視点で選びましょう
- AudipoとNews in Levelsが筆者のおすすめの音源アプリです

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