この記事では、Task1で高得点を目指すために筆者が使っていた表現を紹介します。
筆者は、この表現を使うことで、Writing 7.0をコンスタントに取ることができていました。
皆さまのWriting対策の一助になれば幸いです。
はじめに・・・
IELTS WritingセクションのTask1では、以下の3つのタイプの出題があります。
- グラフデータの説明
- プロセス図の説明
- 見取り図の説明
出題の確率は、最も多いのがグラフデータの説明で50%くらいを占めているという所感です。
そのため、IELTSをこれから受験する方は、グラフデータの説明を最初に対策することをお勧めします。
IELTS公式ページより
Task1グラフデータ説明の表現集
今回は、上記で説明した3つのタイプの出題の中でも再頻出のグラフデータの説明で活用できる表現をご紹介します。
他のタイプの表現も以下の記事でまとめていますので、ご覧ください。
プロセス図の説明:Writing Task1のプロセス図説明で高得点を目指す表現集
見取り図の説明:Writing Task1の見取り図説明で高得点を目指す表現集
Intoroductionで使える表現
Introductionでは、以下の2点を2文で述べるようにしましょう。
詳細はBodyで述べていきますので、Intoroductionではシンプルに以下2つを説明する2文だけで十分です。
- そのグラフが何を示しているのか
- そのグラフから読み取れる最大の特徴
そのグラフが何を示しているのか(1文目)
万能な表現は以下になります。
グラフが1つの場合、グラフが複数の場合で、3人称単数にしたり、複数形にしたりしなければいけませんが、かなりシンプルな書き出しで全く問題ありません。
- The graph shows(グラフが1つの場合)
- The graphs show(グラフが複数ある場合)
例文)The graph shows the percentage of males who are interested in sports from 2011 to 2022(このグラフはスポーツに興味がある男性の2011年~2022年の比率を示しています)
他の表現も以下にまとめていますので、グラフのタイプによって使い分けてください。
- The graph describes(折れ線グラフの場合)
- The pie chart compares (円グラフの場合)
- The bar graphs explain(棒グラフの場合)
※グラフのタイプと動詞(describe, compare, explainなど)の組み合わせはあくまで一例なので適宜使い分けてください。
そのグラフから読み取れる最大の特徴(2文目)
2文目はこの表現だけ覚えておけばOKです。
that以降は、出題内容に応じて書き換えてください。
- According to the graph, it can be clearly seen that
例文)According to the graph, it can be cleary seen that the number of men interested in sports peaked in 2015(グラフによると、2015年にスポーツに興味のある男性の数はピークを迎えていることが明らかです)
他の表現も以下にまとめていますので、適宜ご活用ください。
- According to the data, it is evident that
- According to the graph, the data clearly show that
Bodyで使える表現
Bodyでは、グラフの内容を詳細まで説明することが重要です。
しかし、採点者は要約する力を評価しますので、見逃せない大きな特徴、グラフが複数ある場合はその対比の説明が重要になります。
コツとしては、最低値や最高値、横ばいの部分などを優先的に説明するようにしましょう。
ここでは以下のポイントで筆者が使っていた表現をご紹介します。
- 詳細データの説明方法
- その他の便利表現
詳細データの説明方法
これらの表現は万能なので必ず覚えておきましょう。
- One of the first things to note is that (1文目のBodyの書き出し)
- Another notable point is(2文目以降で情報を追加するとき)
- It is also worth pointing out that(2文目以降で情報を追加するとき)
- A final point to note is(Bodyの書き終わり)
その他の便利表現
- Interestingly, Surprisingly, Significantly, Notably(追加で強調したい箇所があるとき)
- More specifically, Looking more closely(より具体的に述べるとき)
- ●● is followed by A and B(データを比較するとき)
まとめ
いかがでしたか?
この記事でご紹介した表現を本番で是非実践してみてください。

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