この記事では、IELTS ListeningセクションのPart1、Part4で出題される単語書き取り問題で点を落とさない応急処置をご紹介します。
はじめに・・・
Listeningセクションの単語書き取り問題では、正確に聞き取り素早く書き込む必要があります。
しかしながら、単語が少し難しかったりすると、書き込んでいる間に音声が流れ去ってしまい、取り返しのつかないことになりかねません。
筆者も経験したよくある命取りになってしまう状況を以下に書かせていただきます。
- 単語のスペルが分からず素早く書き込めない
- スペルに悩んでいる間に話の流れを見失う
上記のような状況は、恐らくほとんどの受験生が経験したことがある悩みかと思います。
しかしながら、例えば、英語上級者であるListening 7.5であっても、正答率は全40問中32問の正解で取ることができます。IELTS公式ページより
したがって、IELTS Listeningでは多少のスペルミスや聞き逃しは潔く受け入れて、試験に向きあうことをお勧めします。
しかしながら、スペルミスや聞き逃しを可能な限り減らして減点を防ぎたいのも事実です。
そのような悩みを以下で解決していきます。
単語聞き取りで使える応急処置
あなたが取るべき行動
ここでは、以下のような困難な状況がもしListeningセクション中に発生してしまった際に、あなたが取るべき行動をご紹介します。
- 単語は聞き取れたがスペルに自信がない
- 空欄に入る単語らしいものは聞こえたがスペルが分からない
上記の様な状況が発生した場合、ある1つの方法を実践することで、スペル関連のリスクを下げると同時に、全体の話の流れを見失うことを防ぐことができます。
そのある方法とは、スペルに自信がないもしくは分からない際は、聞こえたままにカタカナでメモを取ることです。
Listeningセクションでは、紙形式で10分、コンピュータ形式で2分の書き込みの時間が最後に与えられるので、その時間を使って聞こえたままのカタカナのスペルを思い出すようにしましょう。
例題で実践してみよう
以下に例題を作りましたので、少し実践してみましょう。
例題1
音声)
The university offers various courses, including computer science, biology, and psychology. Many students choose psychology because it helps them understand human behavior.
設問)
1: Many students choose psychology to understand _______ behavior.
2: The university offers courses such as computer science, biology, and _______.
正解)
1: psychology
2: human
例題1の場合、psychologyの方がhumanよりもスペルとして難しく感じる人が多いと思います。
もし、音声で完璧にpsychologyを聞き取れていても、スペルが分からず悩んでしまったら、それが原因で直後の話を見失いかねません。
そうなると、より簡単なhumanを見逃す可能性も出てきてしまいます。
したがって、もしpsychologyの正確なスペルに自信がない場合は、カタカナで「サイコロジー」とメモをして先の音声に集中すべきということです。
まとめ
いかがでしたか?
Listeningセクションの単語書き取り問題で、スペルに自信がなくてもカタカナでメモを取り、音声に集中するように心掛けてみてください。
- スペルに自信がない時はカタカナでメモを取る
- 自信がない箇所や聞き取れない箇所があっても先の音声に集中する

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