この記事ではIELTS Writing で高得点を取る極意を解説します。
最初に・・・
皆さまもご存じの通り、IELTS Writingは、すべてのセクションの中で最も高得点を取りにくいと言われています。
そのため、他のセクションの点数が良くても、Writingセクションが足を引っ張ってしまい、それがOverallスコアにも影響してしまうというケースが多いのも事実です。
しかしながら、しっかりと対策をすればWriting 7.0を取得することも可能になるので、この記事がその一助になれば幸いです。
Writing セクションの評価基準を把握する
Writing セクションは以下の4つの評価基準で採点されます。
- Task Achievement/Task Response(タスク達成度)
- Coherence and Cohesion(一貫性と論理的なつながり)
- Lexical Resource(語彙の幅と正確さ)
- Grammatical Range and Accuracy(文法の多様性と正確さ)
したがって、これら4つの評価基準を意識した答案が求められます。
これは既に把握されている方も多い情報かと思いますが、非常に重要なことなので、改めて確認をしておきましょう。
IELTS 公式サイトより
4つの評価基準を満たす条件を理解する
上記の4つの評価基準をただ把握するだけではなく、どうすれば評価基準を満たせるのかを考えることが非常に重要です。
以下に4つの評価基準を満たすために確認すべき条件をまとめています。
Task Achievement Task Response(タスク達成度)
Task 1: 問題で求められている情報を正確かつ十分に答えているか
- グラフや図表の主要なポイントを説明しているか
- データやトレンドを適切に比較・要約しているか
Task 2: 問題で問われたトピックに適切に答えているか
- 意見や立場が明確か
- 主張を具体的な理由や例で裏付けているか
Coherence and Cohesion(一貫性と論理的なつながり)
- アイデアの流れが論理的で自然か
- パラグラフが適切に構成されているか(導入・展開・結論)
- 接続詞や代名詞を適切に使って文や段落をスムーズにつないでいるか
Lexical Resource(語彙の幅と正確さ)
- 多様な語彙を使えているか
- 正確な文脈で単語を使用しているか
- スペルミスが少ないか
Grammatical Range and Accuracy(文法の多様性と正確さ)
- 文法が正確であるか
- 多様な文型を使っているか
まとめ
IELTS Writingで高得点を目指すためには、以下の2つを実践することが一丁目一番地です。
常に以下の2つのポイントを意識して対策を進めましょう。
- Writingセクションの4つの評価基準を確認する
- 4つの評価基準を満たすための条件を理解する

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